NHK SPECIAL 三島由紀夫
NHK
Design
人間とは、弱みに立って生きている──
NHKスペシャル 三島由紀夫 50年目の “青年論”。没後50年となる作家・三島由紀夫。その生きざまからは、「天才作家」という一面に加え、劣等感や嫉妬など「弱い人間」としての一面も。同級生が語る幼い頃の姿、美輪明宏さんが語る素顔、ノーベル賞をめぐる知られざる確執、そして、晩年の東大全共闘との対話で語った一言など…三島を身近に見てきた人たちの証言から知られざる素顔に迫るスペシャル番組。
ナビゲーターはダンサーの菅原小春さん。私たちは、三島文学の最高傑作の一つ「金閣寺」の世界観をダンサー菅原小春さんの体現と共にビジュアル化。三島ファンから高い評価を受ける。


主人公は貧しい寺に生まれた吃音の少年。いじめに遭い、周囲を拒絶していた。

【ビジュアル設計】成長しながら、いろんな形で現れる夢想の金閣寺。金閣寺は至る所に現れ、現実に見えない。山間の朝日の中に感じたり。若葉の山原の西日に感じたり。小さな夏の花の朝露に感じたり。手の内に収まる小さく精巧な工物に感じたり。。。(輝くには闇が必要)
心の支えは、父からこの世で一番美しいと教わった金閣寺。ただ、現実の姿は想像と違い、激しく落胆する。

【ビジュアル設計】現実の金閣寺と、池に投影された心象の美しい金閣寺が混じり合う。金閣寺に迎えられているように思えたが、その輝きはうつろう。
主人公は金閣寺に火をつけ、自らも死のうとする。

【ビジュアル設計】金閣寺の中で2本のマッチを擦った溝口と、燃え盛る金閣寺。夜の闇が炎(その心理)を際立たせる